最近よく耳にする「デカップリング」とは? Part 3

前回は環境問題で用いられる「デカップリング」について紹介しました。

今回は、Part 1の冒頭で述べた国家間の関係性について議論されるときに用いられることがある「デカップリング」について、日本のある大臣によるコメントを引用してご紹介します。

 

そういう報告書が出たわけですから、しっかりそれを受け止めながら精査をし、適切に対応していくと。

だからこそ、パッケージを外したということであります。

Since such a report has been presented, it should be accepted for necessary examination and adequate response.

That’s why we decoupled the package.

 

パッケージの中身が何かはともかくとして、ここでは

 

外す = decouple

 

として用いられていますね。

日本では「カップル」というと2人1組のペアを連想することが多いと思いますが、「結合する」というれっきとした動詞としての役割もあるのです。

 

「デカップリング」の意味や使い方をご理解いただけましたでしょうか?

また次回をお楽しみに!