訪日外客数の動向から見る〜最新インバウンド市場統計データ(2018年7月現在)

日本政府観光局(JNTO)によると、2018年7月の訪日外客数(推計値)は前年同月に比べ、5.6%増、15万人以上を上回り、283万2千人を記録しました。
■参考 日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計の集計・発表
https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/visitor_trends/

ここで、中国、韓国、台湾、香港に注目し、それぞれの国・地域の人口に対して何%の人が来日したのか、計算してみましょう!
■2018年7月の国・地域別 訪日外客数割合:人口 / 訪日外客数
・中国:0.06% (人口)13億9000万人 / (訪日外客数)87.9万人
・韓国:1.2%  (人口)5150万人 / (訪日外客数)60.8万人
・台湾:2% (人口)2360万人 / (訪日外客数)46.1万人
・香港:3% (人口)740万人 / (訪日外客数)22.7万人

(*人口数参考:IMF – World Economic Outlook Databases (2018年4月版)
http://www.imf.org/external/ns/cs.aspx?id=28

最も割合が高かったのは香港で、1か月間に100人中3人が日本に訪れたという結果になりました!

意外にも、中国の割合が一番低いですね。
しかし、中国は7月の訪日外客数が87.9万人で単月として過去最高であり、クルーズ船を利用しての旅行や、有効な個人数次査証の保有者が増加したことで、今後、ますます多くの訪日外客数が見込めるのではないでしょうか。

インバウンド対応を検討しているご担当の皆さま、今後の動向からも目が離せませんね!